歴史
初代(1993-1998年)
スズキ・ワゴンR(初代)製造期間 1993年9月 - 1998年10月
ボディタイプ 4ドア/5ドア軽トールワゴン
エンジン F6A型 直3 SOHC 660cc
K6A型 直3 DOHC 660cc
トランスミッション 3AT/4AT/5MT
駆動方式 FF/4WD
全長 3295mm
全幅 1395mm
全高 1640 - 1695mm
ホイールベース 2335mm
車両重量 730 - 800kg
乗車定員 4人
姉妹車/OEM スズキ・ワゴンRワイド
マツダ・AZ-ワゴン
車台を共有
する車種 スズキ・セルボモード
スズキ・アルト
マツダ・キャロル
同クラスの車種 ダイハツ・ムーヴ
ホンダ・ライフ
三菱・ミニカトッポ
型式 [CT21S/CV21S/CT51S/CV51S]
1993年9月 初代ワゴンR発売。デビュー当初は全車F6A型3気筒EPIエンジン(SOHC12バルブ)のみ。
1994年RJCカー・オブ・ザ・イヤー受賞。
1995年2月F6A型3気筒インタークーラーターボエンジン(SOHC6バルブ)を搭載するRT-S追加。
1995年10月 マイナーチェンジ。ホイールのPCDが全車114.3mmから100mmに変更。これに伴いRV(F6A、SOHC6バルブターボ)追加。既存のRT-SはRTに改名。ターボエンジン搭載車は全車マフラーカッターがデュアル化され最高出力が若干向上(61馬力→64馬力)する。
1996年8月 5ドア追加(2WDのみ)。
1997年2月 低価格車RC追加、普通自動車登録の「ワゴンRワイド」登場。
1997年4月 マイナーチェンジ、K6A型3気筒インタークーラーターボエンジン(DOHC12バルブ)を搭載するRS追加。RXとFXが既存のF6A型3気筒エンジン(SOHC12バルブ)からK6A型3気筒エンジン(DOHC12バルブ)に換装される。
1997年11月 前席ベンチシート/コラムAT(電子制御3速)モデル追加。エンジンはK6A。
1998年3月 RR、コラムターボ追加。エンジンはRRがK6Aターボ、コラムターボにはF6A(SOHC6バルブ)ターボが搭載される。
1998年5月 前席ベンチシート/コラムAT(電子制御3速)のFX/FT追加。
初代モデルは当初、全グレードが「N/A」「右後部ドアのない4ドアモデル」「後部シートはヘッドレスト無しのベンチシート」「AT車は3速AT」であったが、後に「ターボ付モデル」「4速ATモデル」「5ドアモデル」「前席ベンチシート/コラムATモデル」「ヘッドレスト付き後部座席」とラインナップが増えた。そのためこの代のモデルは多岐にわたる。
キャッチコピーは「クルマより楽しいクルマ」。
2代目(1998-2003年)
スズキ・ワゴンR(2代目)前期型(1998年10月 - 2000年9月)
後期型(2002年9月 - 2003年9月)
製造期間 1993年9月 - 1998年10月
ボディタイプ 4ドア/5ドア軽トールワゴン
エンジン F6A型 直3 SOHC 660cc
K6A型 直3 DOHC 660cc
トランスミッション CVT/3AT/4AT/5MT
駆動方式 FF/4WD
全長 3395mm
全幅 1475mm
全高 1640 - 1685mm
ホイールベース 2360mm
車両重量 730 - 830kg
乗車定員 4人
姉妹車/OEM スズキ・ワゴンRプラス/ソリオ
シボレー・MW
マツダ・AZ-ワゴン
車台を共有
する車種 スズキ・MRワゴン
スズキ・アルト
スズキ・アルトラパン
日産・モコ
マツダ・キャロル
マツダ・スピアーノ
同クラスの車種 ダイハツ・ムーヴ
ホンダ・ライフ
三菱・トッポBJ
スバル・プレオ
型式 [MC21S/MC11S/MC22S/MC12S]
1998年10月 軽自動車の規格改定にあわせて2代目にフルモデルチェンジ。
1999年3月 販売台数が100万台を突破。
1999年10月 マイナーチェンジ。
2000年4月 4ドア(運転席側1ドア:助手席側2ドア)廃止。全車5ドアとなる。
2000年9月 マイナーチェンジ。全車3気筒DOHCエンジン(K6A型。ターボ、NA共に)化およびフロントグリルの変更など。最量販グレードのFXに標準装備されていたタコメーターは一時的に割愛されたものの、2001年秋頃の一部改良でFXグレードに再びタコメーターが標準で装備される。
基本的には初代のキ−プコンセプトだったが、女性ユーザーを意識し、全体的に多少丸みを帯びた。内外装の大幅な質感アップや、初代よりボディサイズを大きくしながら、最小回転半径を小さくするなど(4.6m→4.2m)、地道な改良を施し連続ヒットとなった。徹底的なコストダウンでも話題になり、派生車やOEM車と部品を共用化するため、ステアリングホイールやフルホイールキャップにスズキのマークが入れられなかった。極めて異例で、スズキらしい割り切りは良かったが、その後のマイナーチェンジで、再びそれぞれのマークが入った部品に切り替わった。またこの代でスポーティグレードであるRRグレード(実際は先代のモデル末期の時点でRRグレードが登場している)が生まれ、標準グレードとの差別化が明確となった。ちなみに前期型に限り、一部のグレードに樹脂ベルトを用いたCVT仕様が存在していた。
CMキャラクターにレオナルド・ディカプリオが起用された事があった(後にトヨタ・プリウスのCMに出演)。
GM製の燃料電池スタックを搭載してスズキ初の燃料電池自動車が試作されている。
リア
ワゴンR FCV(燃料電池車)
3代目(2003年-)
スズキ・ワゴンR(3代目)前期型(2003年9月 - 2005年9月)
後期型(2005年9月 - )
製造期間 2003年9月 -
ボディタイプ 5ドア軽トールワゴン
エンジン K6A型 直3 DOHC 660cc
トランスミッション CVT/4AT/5MT
駆動方式 FF/4WD
全長 3395mm
全幅 1475mm
全高 1635 - 1655mm
ホイールベース 2360mm
車両重量 810 - 940kg
乗車定員 4人
姉妹車/OEM マツダ・AZ-ワゴン
車台を共有
する車種 スズキ・MRワゴン
スズキ・アルト
日産・モコ
日産・ピノ
マツダ・キャロル
同クラスの車種 ダイハツ・ムーヴ
ダイハツ・タント
ホンダ・ライフ
ホンダ・ザッツ
ホンダ・ゼスト
三菱・eK
日産・オッティ
スバル・ステラ
型式 [MH21S]
2003年9月30日に3代目にフルモデルチェンジ。引き続きキープコンセプトではあるが、2代目で丸みを帯びたエクステリアから初代に立ち返り再びスクエアデザインとなったが、インテリアについては初代・2代目よりも質感・使い勝手が向上している。設計段階から5ドア専用設計だった。スポーツグレードのRR-DIには軽市販車初の直接噴射式ターボエンジンが搭載された。全グレードにタコメーターを標準装備する。
同じGM系列のスバルと共同開発(2003年当時)したフロントサスペンション用ロアアームを採用している。
2004年9月12日にモデルチェンジした6代目アルトが同じ車台を用いた。
2003年12月 販売台数が200万台を突破。
2005年8月 一部改良。エクステリアとインテリアを一部仕様変更。
2006年3月 販売台数が250万台を突破。5月に250万台達成記念車を発売。
2007年2月 派生モデル「ワゴンRスティングレー」発売。横長タイプのディスチャージヘッドランプや半透明フロントグリル、先端を高くしたボンネット、クリアタイプのテールランプ等、従来のモデルとは全く印象の異なる一層の不良っぽさを強調したエクステリア及び黒色基調で統一されたインテリアが特徴。エクステリアに関しては全車にエアロパーツとアルミホイールが標準装備となる。
ワゴンRスティングレー
売り上げと特別仕様車
3代目ワゴンRは3代続けてキープコンセプトだったこと、車台の後部が先代からあまり改良されなかったことなどにより評論家にはあまりよい評価はされず、また販売台数の面でもフルモデルチェンジの割に大きくは伸びず、ワゴンRより早い2002年12月にフルモデルチェンジしたダイハツ・ムーヴに2003年の軽自動車の販売台数No.1を譲ることになった。 そのためか、2004年1月には14インチアルミホイールやエアロパーツ、CD/MDオーディオや革巻きステアリングホイールを装備して価格をベース車両の税別6万円アップに抑えた割安感の強い特別仕様車を発売、後に選べるボディカラーを増やし自然吸気エンジンのみからMターボエンジン(過給圧を低くしてターボラグを減らし扱いやすくしたターボエンジン)を搭載するグレードにも同様の特別仕様車を発売したこともあり、2004年の年間軽自動車販売台数ではムーヴから年間No.1を奪還した。2004年12月15日に行われた一部改良ではエンジンの環境性能や内装の質感が向上したほか、特別仕様車は前照灯のリフレクターがブルーリフレクター、車幅灯のレンズがブルーレンズとなり、Mターボエンジンを搭載する特別仕様車にはさらに専用のフロントグリルが与えらたほかRRと同様のフロントフォグランプを装備、価格がベース車両の税別6万円アップから税別8万円アップになった。